超ビギナーのための自主制作映画講座 其の四 (スタッフ)

脚本も出来て、香盤表も出来たら、なんだかどんどん具体化してきて、楽しくなってくるよね

でも実際撮影に入るにはスタッフが必要だね。じゃあ、映画を作るのには何人のスタッフが必要なんだろう

テレビ用のフィルム撮影を例にとって見ると、演出部が、監督、チーフ、セカンド、サード助監督(4人)撮影部がカメラマン、チーフ撮影助手、セカンド撮影助手(3人)照明部が照明技師、チーフ照明助手、セカンド照明助手(3~4人)録音部が録音技師、録音助手(2人)衣装(1名)美術部 デザイナー、小道具、大道具(2~4人)記録(1人)制作進行(2人)特機(2人)メイク(1人、但し役者専属が付く場合もあり)スチール(1人)プロデューサー(現場にいないことも多い)車両部(車両の数によるが、通常ロケバス、撮影車、照明車、美術車、特機車 6人)

総勢にすると20名以上これに現場にいない編集スタッフ等を加えるとすごい数だよね。劇場用の映画の場合はさらに大人数になるんだよ。

自主制作でこれだけ集めるのは大変だよね。じゃあ、これだけいないと撮影できないの?かというと、そんなことは無いよ

じゃあ、最低何人からかというと?一人

一人で、監督、撮影、照明、録音、衣装、美術、制作進行、車両を兼ねるわけだね。実際そうやって作っている人もたくさんいるから、決して不可能じゃないんだ

とはいえ、やっぱり映画はチームで作った方が100倍楽しいと僕は思うよ。

とりあえず最低限、このくらいいた方がいいかなっと、個人的に思う人数は、監督、助監督兼記録、撮影、撮影アシスタント兼照明、音声の5名。美術なんかは、みんなで協力し合ってやっていくんだね

実際僕が学生時代16mmで長編映画を撮影した時も、名前を連ねていたスタッフはもっといたけど、現場にちゃんと来てたのはこのくらいの人数だったんだ

手作りが自主制作の良さ。プロの現場とは違った、面白さが自主制作の魅力だから存分に楽しもう

兼任とは言え、各ポジションの役目は理解しないとね。次回はそのあたりについて、書いていこうと思うよ。

ク~ル?

スポンサーリンク
スポンサーリンク
Adsense L




Adsense L




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
Adsense L