EOS 60DとZOOM H4nを接続した時の録音レベル

今日は昨日のブログの補足説明

$”ク~ルしま”の「極貧短編映画制作道」-ipodfile.jpg

以前も触れたのだけど、EOSシリーズの動画撮影の際の音声外部入力は、5D Mark II、60Dでは、マニュアルレベルコントロールがついて、改善されたとは言え、マイクアンプの精度が著しく低くて、直接マイクを挿す方法だと、かなりサーっというアンプノイズがのってしまい、編集時にノイズ除去等をしないと、実用的ではないんだ

これを実用レベルにするには、マイクアンプを極力使わないように、カメラの入力レベルを最小限まで下げて、外部のミキサー等の音声機器の出力レベルの調整によってレベルを合わせる方法がある

カメラに取り付ける小型ミキサーも発売されていて、7Dのように、レベルの調整がオートのものでも、最適レベルに固定できる機能を持ったものもあるんだ

ところが、これらのミキサーは以外に高価

そこで登場するのがZOOM H4n

値段は実勢価格で2万円を切る上に、XLR入力端子も備え、高音質のWAVファイルで保存することも可能なんだ

接続に際しては、まずEOSの音声入力レベルをマニュアルにして、絞りきったところから目盛り一つ上の所に固定

次にZOOMの出力レベルを調整するのだけど、ミキサーなどの1kHz基準音を出せる場合は、前にも書いたように、一旦ミキサー側の出力を12dbに上げて、ZOOMの入力レベルを12dbに合わせる

これは、本来の基準値20dbにZOOM、カメラのレベルメーターでマークされていないからなんだ

ここで、今後のために、この基準音を録音して保存しておいた方がいいよ

次に、ZOOMの出力レベルを調整して、カメラ側のレベルメーターが12dbになるように調整

全ての調整が終わったら、ミキサーの出力レベルを実際の基準値20dbに戻し、ZOOM、カメラ両方のレベルがそれと同じように下がっている事を確認しよう

基準音を出せるものが無い場合(プロでなければその方が多いと思うけど)ZOOMの出力レベル55db付近が丁度いいと思う

基準音でなくてもいいので、一定レベルの音を入力してZOOMとカメラのレベルメーターがほぼ一致するようにしよう

後は、ミキサーをつなげる場合はミキサー側で、そうで無い場合はZOOM側の入力レベルで調整をするようにね

それと録画の時に、ZOOMの録音ボタンを押すこともお忘れなく

”音声録音スタート””録画スタート”などと、称呼するのも忘れないためのいい方法だよ

ク~ル

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