それは、終わりではなく、始まりだった・・・
1分間ホラームービー待望の?第2弾なのだ
このタイトルには実が引っ掛けが合って、”リバース”つまり逆回転
気が付いた人も多いと思うけど、全編逆回しで撮影してるんだ
これは、”リング”の貞子登場の時に使われていたトリックだね
通常には無い不自然な動きが、恐怖を煽るんだ
でも今回は、どうやら僕がうまく逆回転に動きすぎたせいか、ちょっと効果が薄かったかも
そして変身シーンは”リング2”のラスト付近、深田恭子のシーンで使われたトリック
これって、どういう風に撮ったか分るかな
ちなみにデジタルエフェクトの類は使わない、極めてアナログなトリックだよ
ヒントはこちらの映像
もう気づいた人も多いと思うけど、要するにこの映像の逆パターンで、スローシャッターの微速度撮影で、背景が静止、主体が動き回ることで、不可思議な映像を作り出せるんだね
ちなみに、この撮影では、もともと乗り物酔いしやすい僕が、頭を激しく30秒近く振り続けるのを繰り返したので、終いには吐きそうになってしまったのだ
こんなことが簡単に出来るのも、スチルカメラに動画機能がついてこそ
前後のシーンを動画で撮影して、カメラを固定したまま静止画モードに変えて、そのままの構図で微速度撮影が出来るというわけなんだ
今回、正面のアップはめがねにコンピュータースクリーンが映った状態になってるね
これも実は、普通の映画用やテレビ用機材ではかなり難しい構図
でも、一眼デジタルなら、こんな風にいとも簡単にセットできるんだ
三脚はマンフロット社製の190XPROBを使用、値段は若干張るし重量もあるけど、ホールド性がよく、横に倒すことが可能な、センターポールは工夫次第でいろいろ使い勝手があるよ
ちなみに、今回はかなりポールを横に出したので、反対側にはカウンターバランスをつけて倒れないようにしているよ
ちなみにこの正面の構図は、30 mm F1.4 のレンズを使用しているけど、普通のホームビデオや、放送用のカメラでも、こんな風に背景をぼかすことは不可能
撮像版の大きさのメリットは本当に大きいのだ
ク~ル