猿でもわかるファイナルカットプロ7 PART 31(60p素材をスローモーション素材に変える)

FCP上での速度の変更の話をする前に、ハイスピード撮影(HS)について話をするね

最近のビデオカメラや、EOSシリーズは動画の撮影フォーマットに”60p”って言うのがあるよね

これは、1秒間にプログレシブスキャンで、60フレーム撮影するという意味だけど、通常プログレッシブで撮影した作品は24フレームか、30フレーム、25フレームの作品にするんだね

じゃあ、なぜ60フレームがあるかというと、これは主に、スムーズなスローモーション再生を実現するHSのためなんだ

だけど、この60pで撮影した素材を、ただFCPに読み込んで、24pのシーケンスに配置しても、単純に24pに変換されるだけで、スローモーションにはならないんだ

事前に、60フレームのそれぞれのフレームを秒間24フレームに配置して、24pのファイルにする作業が必要なんだ

と言ってもこれは実に簡単にできるんだよ

FCPに付属しているCinema Toolsというアプリケーションを立ち上げて、(この段階ではメニューバーがCinema Toolsになるだけで、インターフェイスは開かないよ)

「ファイル」メニューで「クリップを開く」を選択して、フレーム数を変更したいクリップを開こう

次に、画面右下の「コンファーム」ボタンをクリックすると、コンファームウィンドウが開くので、希望のフレーム数を選択して「コンファーム」ボタンを押そう

$”ク~ルしま”の「極貧短編映画制作道」

これで、クリップそのものの、フレーム数が変更されたんだ

これをFCPに読み込んで再生してみると、スムーズなスロー映像になっているのがわかるよ

最近、結構早送りの映像が突然スローになるっていうのが、PVとかで流行っているよね

どうせなら、スローの映像はズムーズな方がいいから、元素材はHS素材の方がベターだね

60pで撮影した素材を30pにしている場合、単純に2倍速にすれば正常再生のスピードになるんだ

だから、早回しの2倍速にしたければ4倍にすれば良い訳だね

次回は僕がGoPro HDで60pで撮影した素材を例にして、速度変更を使ったミュージッククリップの作り方を解説するよ

ク~ル

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