タイムラインの左側に、なんだかたくさんボタンが並んでるよね
気になっていた人も多いと思うけど、最初から何でもかんでも説明しても、かえって混乱してしまうと思って、ここまでに必要のないものは敢て触れなかったんだ
映像だけをインサート知る際に、この機能を知っておく必要があるのでここで説明するね
一番左のボタンは、このトラックを再生するかどうかを選ぶボタン
通常は全てハイライトで再生する状態になっているよ
音声を再生しない場合や、特定のトラックの映像を再生しない場合にこれをオフにするんだね
次にv1,V1、a1,A1って言う感じで二つのボタンがくっついた状態になっているものがあるね
これは、ビューアからショートカットで、トラックに映像を配置する際に、どのトラックに配置するかを選択するボタンなんだ
左の小文字のボタンが”ソース”で、ビューアの映像にあたるものだね
そして右の大文字が”ターゲット”で、映像を配置するトラックを示しているんだ
通常クリップは映像1トラックと、音声がステレオの左右2トラックの構造になっているんだ
初期設定の状態だと、映像はV1、音声はA1とA2に配置されるように、それぞれボタンがくっついているのがわかるかな
映像だけを配置したい場合は、くっついている音声のソースとターゲットボタンをクリックして、ボタン同士を外した状態にするんだ
これで、ビューアのクリップは映像のみが、タイムライン上に配置されて、音声トラックには影響しないようになるよ
今後、合成などで、映像、音声を複数のトラックを使って扱う場合、ショートカットで配置するトラックを指定する事も可能だよ
ソースボタンをドラッグして、希望のターゲットボタンにくっつければ、ビューアのクリップはショートカットで、そのトラックに配置されるよ
タイムラインに直接クリップをドラッグする場合は、基本どのトラックにでもドロップ出来るけど、映像だけを配置したい場合は音声のソースボタンをターゲットボタンから外しておこう
その右にある錠前の形をしたボタンは、変更をさせないようにロックする機能なんだ
通常は鍵が開いた、変更可能な状態になっているよ
編集時に挿入など、尺が変わったりする変更を施すと、通常は全てのトラックが影響を受けて、分割されたりするんだ
音楽編集してる時に音楽が分断されるのはまずいよね
そのような事を避けるために、音楽トラックなんかはロックして、変更が出来ない状態にしておいた方がいいんだ
その横のボタンは”自動選択コントロール”と言ってタイムライン上で、イン点。アウト点を打って、選択範囲をコピーしたり、削除したりする場合、特定のトラックだけを選択したい時に使うんだ
通常は全てを選択するようになっているので、選択したくないトラックのボタンをクリックして、ハイライトを外すようにしよう
写真はV1,A1,A2を自動選択に指定して、他のトラックは外している状態
3トラックだけがハイライトされているのがわかるよね
ちなみに、イン、アウト点をセットした後で、このボタンを操作して、選択トラックを変える事も可能だよ
次回は場面転換エフェクトの基本、トランジッションについて説明するね
ク~ル