長らくお待たせ!早速編集作業にかかろう
まず、効率よく編集を進めるために、キーボードで操作が出来る”ショートカット”を覚えよう
その前にMacBookユーザーの人は一番上のファンクションキーが、特殊なものに設定されているから、これを標準に戻す必要があるんだ
まず、アップルメニューの「システム環境設定」から、「キーボード」を選んで「F1、F2などのすべてのキーを標準ファンクションキーとして使用」チェックボックスをオンにする
次に上のタブから「キーボードショートカット」を選んで「DashboardとDock」から、F12にアサインされている「Dashboard」のチェックボックスを外す
同様に「ExposeとSpaces」の「Expose」チェックボックスを外してF9,10,11にアサインされていたアクションを解除する
これでファンクションキーもFCPのショートカットとして使用出来るようになったんだよ
それではまず、シーン1のシーケンスをダブルクリックしてタイムラインを表示しよう
実はシーケンス毎に違うフォーマットの編集が出来るんだね
逆に言えば、シーケンス毎に、またしても設定をしなければいけないんだ
設定のオンパレードでうんざりしてしまうけど、実はミスが少なくて簡単な方法で設定が出来てしまうんだ
それは、タイムライン上に使用する動画素材を最初にドラッグ&ドロップするだけ
そうすると、次のようなメッセージ画面が現れるんだ
「OK」を押すとシーケンスの設定は終了
同じプロジェクト内でも、シーケンスによって設定は同じにはならないから、新しいシーケンスを始める時は必ずこの作業を行う癖を付けよう
静止画や、黒みを最初にドロップしてしまうと、シーケンスは初期設定のままになってしまうから注意が必要
ダミーで何でもいいから、動画をまずドロップして、設定が終わったら削除すればいいよ
ある程度知識に自信があるなら、「FinalcutPro」メニューの「オーディオ/ビデオ設定」>「シーケンスのプリセット」で初期設定を、素材と同じものにする事は可能だよ
間違った設定のシーケンスに動画をドロップすると、タイムラインの上部にレンダリングが必要な事を表す、色付きの帯が現れるから、早い段階なら、一旦タイムライン上の素材を全て削除して、上記の作業で設定し直そう
ある程度編集が終わった後に気がついた場合、シーケンスを選択して「シーケンス」メニューの「環境」で、適切な設定に直す事も出来るよ
但し、こちらは、知識を要するので、極力、最初に設定するように気をつけようね
次は方法別で、編集の仕方を基本から説明していくね
ク~ル